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◆お知らせ・イベント
版画コンクール
  第27回 日専連全国児童版画コンクール【日専連盛岡地区選】
 
全国の小学生児童を対象とした「日専連全国児童版画コンクール」も今回で27回目を迎えました。
日専連盛岡地区で合計554点(応募校数21校)もの作品をご応募いただきました。
日専連パートナーズで第一次審査がおこなわれ、厳正なる審査の結果、合わせて100点が決定いたしました。選ばれた100点の作品は全国選へ出品されます。
こちらでは入賞作品をご紹介いたします。(順不同)
  
 このコンクールは、全国の日専連各会が地域貢献の一環として、毎年開催され今年27回目を迎えました。

盛岡地区の審査会は、1月23日、日専連盛岡において行われました。参加校は21校、出品点数554点でした。その中の100点を入選とし、全国展へ出品することになりました。入選された皆さん、おめでとうございます。

作品の傾向は、低学年紙版画、中学年多素材版画、高学年木版画、となっていて例年と大きな変化はありません。作品はやはり「刷り」で差がつきました。   一版多色版画などの作品を見ると、技法の研究をもう少し深めてほしいと感じました。児童に「素敵な作品だ」と満足感がでる方法を見つけて下さい。

次の3点は、特に優れた作品として、特別賞に輝きました。評を参考にしていただきたいと思います。

平成30年1月
審査委員長 田中館 隆雄
花巻市立宮野目小学校 4年
菊池 泰生 さん
「クワガタ見つけた!」

【講評】
 黒い地に白い線の陰刻の部分と白い地に黒いクワガタの陽刻の部分のとり合わせが実に見事に表現されました。クワガタが斜めの樹を登っている姿をとらえたところと、それを見つめるボクの真剣な目が生き生きと描かれています。彫りも丁寧ですばらしい作品になっています。これからも、白と黒の世界をよく見つめて、表現してみましょう。

八幡平市立柏台小学校 6年
福田 ゆい さん
「応援賞、とるぞ。絶対。」

【講評】
 大きな応援旗を握って、先頭に立って大声で応援している姿を表しています。後ろには、味方の応援団を小さく入れて遠近感を出し、遠くの岩手山を背景に万国旗がはためく会場の様子もよくとらえています。この様に線で表す部分を画面下方に大きくとる方法は、見る人に、絵を力強く訴えるもとになります。

滝沢市立一本木小学校 6年
黒須 七琉 さん
「腰を曲げ、蕎麦を刈る人」

【講評】
 働く人のポーズをかんたんによくとらえています。そして、その人を陽刻に表し、そばの生えている半分を、線で表す陰刻にして成功しました。人間のまわりの白い部分を彫る時には、横じまかたてじまかよく考えて表せば、もっと良かったと思います。この様に、「働く人」を題材にすれば、とても面白い絵がどんどん生まれます。
 

  


   
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